「ネタバレ」韓国映画・それだけが、僕の世界 / イ・ビョンホン主演

韓流
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2018年に製作された作品である。

主役に母親に捨てられた中年ボクサーでアジアチャンピオンにまでなったキム ジョハ 役にイ・ビョンホン、異父兄弟でキム・ジョハの弟で母無くして生きていけないサバン症候群で天才的ピアニスト オ・ジンテ 役にパク・ジョンミン。ハン・ジミンも脇役で登場しています。

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母親と離れて暮らしていたジョハはアルバイトでボクシングのスパーリングの相手をしたりチラシ配りをしたりして暮らしていましたが、ひょんなことから母親に会いジンテと母親と3人で暮らすようになります。

父親の暴力に耐えかね自分を置いて出て行った母親をジョハは恨んでいます。

この映画のジンテのサバン症候群とは何かであるが、耳慣れない言葉ですが、これは知的障害や発達障害などの者の中で特定の分野で優れた才能を発揮する者の症状である。

昔の映画でもアメリカの映画でダスティン ホフマンが「レインマン」でサバン症候群を演じています。

ジンテはピアノの天才でゲームをしても誰にも負けませんサバン症候群は全体の10パーセント以下で全員が優れた才能を発揮するわけではありません。

ジンテはピアノをちゃんと習ったわけでもないのに聞いた音を真似て弾いています。

楽譜も読めないのに直ぐ聴いて直ぐ弾けます 日本の例ですと裸の大将で有名な山下清がいます、山下清は絵の才能に秀でています。

レインマンのダスティン ホフマンもすごい演技をしていましたが、今回のパク ジョン ミンも素晴らしい演技です。

今回彼は撮影の三カ月前からピアノを猛特訓したそうです。

街に出て聴衆の前でピアノを弾くシーンがあるのですが短い曲ならともかく長い曲を素晴らしく演奏しています、サバン症候群はひとつの分野においてやはり天才です。

スマホで見たピアノの演奏をただ見ているだけなのに弾けてしまうのです、聞いただけでピアノを表現出来るこれは素晴らしいことです。

この物語を見て知恵遅れを持つ親は本当に大変だと思いました、この物語の中でジンテは小便を漏らしてしまうシーンが出てきます、大便も外で我慢できなくなりするシーンがあります。

やはり知的障害を持つ人間はひとりでは暮らせません。それとジンテが奇声を発するシーンが出てきます、自分を抑えることが出来ません。

ジンテの母親も重い病気になり先々のことを考えジンテをコンサートに出場させ将来の生計を立てることを考えます。

この物語のジンテは特異なケースでほとんどの障がい者はなんの能力もありません、この物語を見ることによって障害を持つ子供の家庭を少しでも理解が出来るのではないでしょうか。

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