「万能鑑定士Q モナリザの瞳」は2014年5月31日に公開された作品で松岡圭祐の推理小説がもとになっています。
この物語は鑑定士の凛田莉子が角川書店の記者小笠原悠斗と事件を解決する物語です。
出演は凛田莉子役に「おっぱいバレー」「本能寺ホテル」「今夜、ロマンス劇場で」の綾瀬はるか、小笠原悠斗役に「王様とボク」「ツナグ」「蜜蜂と遠雷」の松坂桃季、莉子と同じく鑑定士流泉寺美沙役に初音映莉子、莉子の高校教師役にアンジャッシュの児島一哉、リサイクルショップの店員役に「余命1ヶ月の花嫁」の榮倉奈々、他に村上弘明が出ています。
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あらすじ
沖縄の高校を卒業して鑑定士をしている凛田莉子はリサイクルショップで働いて僅か数年で自分の「万能鑑定士Q」という店を出します。
ある日レストランのオーナーが「全部無料のパーティー形式の試食会がマルチ商法ではないか」とパンフレットを持って訪ねて来ます。
オーナーは「パンフレットについておかしくないか」と尋ねると莉子は「ペンの色がおかしい、画像編集ソフトで編集されています」と答えます。そして莉子は試食会も鑑定することになります。
莉子は料理人を見ていて「どうしてバナナを揚げはじめてからトマトを切るのでしょう」「どうしてあのタイミングでトマトを刻んだのか」また「電動カッターで鋼材を切断する音が消せる、ガラスを割る音も消せる」と言って、また「大変です警察を呼んでください」と叫び、レストランの2階のギャラリーに強盗がいることがわかります。
翌日、ルーブル美術館のアジア圏の代理人兼調査員朝日奈が莉子に「ルーブルでモナリザを守る学芸員のテストの参加」を頼みに来ます。
莉子はレストランで出会った記者の小笠原とともにフランスに向かいます。
そして莉子はモナリザを見分けるテストに合格します。しかし、最終試験にむけて20日間のフランス語での特訓が有ることがわかります。莉子はフランス語が出来ませんが何故か一日でマスターしてしまいます。
研修中に莉子はモナリザの瞳の文字を見て体調を崩し、正しい鑑定が出来なくなってしまいます。記者の小笠原が「瞳の文字を見たからではなく間違った事を繰り返し学習させられると次第にそれを正しいと思いこんでしまう、つまり逆の判断をする」と莉子に教え、莉子の能力が戻ります。
その後この講義事態が偽物で莉子と小笠原はモナリザの強奪計画を見抜きます。
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感想
莉子は高校時代成績がほとんど1で勉強が出来ませんでした。先生との会話で莉子は「何がいけなかったのでしょうか」と言うと先生は「絵に興味があるのではないか」と質問すると莉子は「ミケランジェロをキリマンジャロ」「セザンヌをスザンヌ」と言い、先生が「水商売だけは関わるな」と言うと莉子は「私はシャチが苦手」と水族館と勘違いして笑わせます。お笑い芸人「アンジャッシュ」の児島一哉が莉子の先生役を演じているのですがここがお薦めのシーンです。
莉子はリサイクルショップの店長から暗記の仕方を教わります。それは感受性を生かした記憶術で喜怒哀楽のどれか強い感情とセットで記憶していきます。莉子の勉強のシーンが面白い、笑ったり、泣いたりしています。そして単語がドンドン浮き出ていきます。前日までフランス語が話せなかったのに質問をしていきます。たった一日でフランス語をマスターするなんて考えられません。
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