2018年10月19日に公開された作品である。
この作品は川村元気が2014年に発表した長編小説をもとに製作されている。
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出演は兄の借金3000万円を返済するため図書館司書とパン工場で働く大倉一男役を佐藤健、一男の大学時代の親友で一緒に落研に入っていた、大学中退後株で作った一億円を元手に「バイカム」を起業し巨万の富を得た古川九十九役に高橋一生、一男の妻で別居して娘のまどかと暮らす大蔵万佐子役に黒木華、元「バイカム」で九十九の秘書をしていた安田十和子役に沢尻エリカ、元「バイカム」スーパーエンジニアで今は三つの会社を経営する億万長者の百瀬栄一役を北村一輝、元「バイカム」最高財務責任者で現在夢実現セミナーを主催する千住清人役を藤原竜也、パーティー好きな女の子あきら役に池田エライザが出演している。
この物語は借金を返すため図書館司書とパンのアルバイトを合わせて37万円の内15 万円を返済している一男が別れて暮らす娘のまどかと訪れた商店街の福引の抽選会で当てた宝くじが3億円当たったことによる起こる物語である。
この宝くじはタマタマ通りかかったお婆さんからどうせ当たらないからと福引を引かせてもらったことで宝くじが貰えそれがなんと3億円が当たってしまうのです。
自分でゲットしたわけではなかったのです。
百瀬役の北村一輝の演技ですが大富豪の役ですがまだ歳も若く無理があると思いました。ひげを付けているのでどうしても北村一輝には見えません。 千住役の藤原竜也の演技も億万長者のセミナーの講師役ですが、やはり見ていてしっくりきません。
もう一人「バイカム」で九十九が一緒に働いていた安田十和子を一男が訪ねるのですが十和子は結婚相談所で見つけた公務員の男性と結婚して公団住宅に住んでいます。
十和子は「あなただけに見せてあげる」と言い襖や畳や壁から100万円の束をドンドン出していきます。
十和子は「バイカム」の時の10億円を使わずに地味に暮らしていました。
お金があると生活レベルが上がっていきます、そうすると周りに知るところとなります十和子はしっかり使わずにいました、さすがです。
このシーンを見ると素晴らしいと思うのですが、やはり銀行に預けるべきだと思います。火事と泥棒が心配です。
最後に九十九に出会って3億円が戻ってくるのですが、一男が願った借金を返して家族と元通りに暮らしたいということは叶いませんでした。
妻の万佐子に渡した離婚届は決して元に戻りませんでした。
この映画はお金の怖さを勉強させられると思います。 3億円を手にした時人間は平常心でいられるか考えさせられます。
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