「3D彼女」は2018年9月14日に公開された作品で那波マオの漫画がもとになっています。
出演は高校3年生でアニメオタクの主人公筒井光役に佐野勇斗、ヒロインで筒井と同じクラスの五十嵐色葉役に「ニセコイ」の中条あやみ、筒井の友人伊藤悠人役にゆうたろう、筒井のクラスメイト石野ありさ役に恒松祐里、筒井のクラスメイト高梨ミツヤ役に「ドラマ・インベスターZ」の清水尋也、高校1年生でアニメ好きの綾戸純恵役に上白石萌歌、筒井の父筒井充役に竹内力、母筒井紀江役に濱田マリ、弟筒井薫役に荒木飛羽、色葉の主治医間淵役に三浦貴大が出ています。
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あらすじ
前半
アニメオタクの高校3年生筒井光はクラスメイトの頼みで担任の元に行き、五十嵐色葉とプール掃除をすることになり、そのあと何故か色葉の方から教室で「付き合ってください」と告白されます。「交際期間は6ヶ月で、ミッションとして送り迎え、一緒にご飯を食べる、色葉を守る、デートをする」など色葉の方から積極的に行動します。光は色葉から告白された時、「新手のイジメ」と勘違いしてしまいます。
中半
男として劣等感のかたまりのような光ですが、園芸部で2年後輩の綾戸純恵から「アニメ」において話が合い好意を持たれます。
はじめの約束通り半年後に色葉から手術の為別れを切り出されます。
後半
5年後手術して記憶を無くして、色葉は光と出会っても覚えていません、色葉は主治医の間淵と結婚する事になるのですが、結婚式の最中に何故か急に飛び出し光の元に向かいます。
感想
光が高梨の為に代わりに頼まれて職員室に行く事がわかりません。なぜ行かなければいけないのかと反抗もしません。
色葉が本屋で万引き犯に間違われた時、光は色葉ではないと助けるのはいいのですが、その理由として「あとをつけてました」と言い自分はストーカーですと白状してしまいます。いくら助けるつもりでも「タマタマ見ていました」と言えばすむことです、これはおかしい。
光が色葉とのデートの事でクラスメイトの石野ありさに相談するのですが、ふつう相談しなくても、ふたりでの行動は徐々に決めればいいのに人にアドバイスを求める事態おかしいと思います。
色葉が光の家を訪れたとき、母親の紀江は「よく出来たフィギュアね」と言うシーンが面白い、光が素敵な彼女を連れてきて驚いています。
光と伊藤と綾戸の共通の話題アニメで「ウロボロス」が有ることがわかり、最近のアニメのことが勉強になります。
光が家族で食事をしている時、高校生の光がアニメにチャンネルを合わせると弟の薫がニュースに何度も変える所が面白い、普通は逆です小学生ならまだアニメを見るということが有り得ますが、高校3年生なら受験対策上ニュースぐらい見るべきではないでしょうか。
この物語は前半から中半にかけて色葉がリードして面白く展開していきますが、後半の5年後からのストーリー展開がいまいちのように思えます。記憶が無いのに急に最後に心が結ばれます、もう少し過程を描いて欲しかったと思います。
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