映画・3月のライオン / プロ棋士の苦悩と葛藤

邦画
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2017年3月18日に前編、4月22日に後編が公開された作品で羽海野チカの漫画がもとになっています。

映画『3月のライオン』予告編①

出演は私立駒橋高校に通うプロ棋士桐山零役に神木隆之介、幼小期の零役に内山夕実、少年時代の零役に大西利空、零の師匠で養父幸田八段役に豊川悦司、幸田の長女幸田香子役に有村架純、少女時代の香子役に原菜乃華、幸田の長男幸田歩役に萩原利久、少年時代の歩役に鈴木雄大、宗谷冬司名人役に加瀬亮、島田開八段役に佐々木蔵之介、二階堂晴信五段役に染谷将太、後藤正宗九段役に伊藤英明、安井学六段役に甲本雅裕、山崎順慶五段役に奥野瑛太、松本一砂五段役に尾上寛之、三角六段役に中村倫也、零の高校教師林田高志役に高橋一生、和菓子屋三日月堂の店主川本米二役に前田吟、米二の孫でホステスの川本あかり役に倉科カナ、あかりの中学生の妹川本ひなた役に清原果耶、同じくあかりの妹で保育園児の川本モモ役に新津ちせ、あかりのスナックのママ美咲役に板谷由夏、他に伊勢谷友介、斉木しげるが出ています。


あらすじ

「3月のライオン」は交通事故で家族を失い父親の友人幸田柾近に育てられ15才でプロ棋士になった桐山零の苦悩と葛藤の物語です。

道端で気分を悪くしているところを三日月堂の孫娘川本あかりの家に泊まることになります。この日以来零は川本あかり、ひなた、モモ、三姉妹のもとを度々訪れることになります。零は最初、香子や歩に負けていましたが、勝つようになると殴られます。香子と歩は幸田から「零に勝てないならこれ以上は無理だ、初段に行けばもっと強い相手がゴロゴロいるんだぞ」と奨励会をやめて将棋の道を諦めるように言われて、折り合いが悪くなりひとりでマンションに住んでいるため三姉妹の家が最高の居場所となります。

前編

桐山零五段VS幸田八段―――零の勝ち 

零は育ての親で師匠でもある幸田八段に勝ち、幸田はその後四連敗し、零は責任を感じ罪悪感で落ち込みます。 

桐山零五段VS松本五段―――零の勝ち

零は松本から「先輩に勝ってタダですむと思うなよ、奢れと言われ」あかりが勤めるBARに向かいます。零はまだ高校生なのに大人の付き合いに振り回されます。

桐山零五段VS安井六段―――零の勝ち

安井六段は負けたら飲んで暴れるから離婚するという話を聞き悩みます。勝負の世界に生きる人間である以上ワザと負けることは出来ません。零は勝負に勝ってしまい安井六段が落ち込む姿を見て「みんな俺のせいかよ、ふざけるな、じゃあ、どうすりゃ良かったんだ、弱いのが悪いんだ、将棋ばっかりなんだよ、将棋しかないんだよ」と叫びます。

桐山零五段VS島田八段―――零の負け

島田八段に敗れたあと後藤九段に「A級を舐めてんじゃねいぞ」と言われ、島田八段の研究会に入ります。

桐山零五段VS山崎順慶五段

友人の二階堂が破れた理由を検討し長期戦の末、勝利します。

後編

桐山零五段VS宗谷名人―――零の負け

中学生でプロになった者同士の対局で組まれたカードで新人王記念対局となっています。幸田八段から「明日おまえの前に座るのはタダノ人間だ」とアドバイスを受けましたが効果はありませんでした。「勝つことを忘れたら一瞬で吹っ飛ばされる」と苦悩しましたが器が違い過ぎました。この対局で宗谷名人の耳がストレスで聞こえたり聞こえなくなったりを行ったり来たりしていることを知ります。

桐山零五段VS後藤九段―――零の勝ち

A級の後藤に大逆転の勝利。

感想

零が初対面の川本あかりに介抱されて泊まることになりますが、いくら家が近くとはいえ面識のない高校生を女性ばかり3人の家に泊めるのはいかがなものかと思われます。そして泊めるだけならまだしも初めて会った零に鍵を預けるなんて考えられません。川本あかりは「ガリガリな子をみるとほって置けなくて、スズメでも猫でも何でも拾ってくる」ので「フクフク」にさせたいみたいです。「フクフク」という言葉が何度も出てきます。

あかりの妹川本モモ役の新津ちせの演技が可愛い、あかりが零をはじめて家にに連れて帰り目が覚めたとき、モモは「生き返った」と言い、二度目に訪ねて帰る時も「もう帰っちゃうの」と言い零に抱き着きます。

零の子供の頃からの友人二階堂が高校に高級外車で零を迎えに来るのですが、拡声器を使っていて目立ち過ぎです。

零が島田八段の研究会で将棋を指している時「三七に銀があるのがもう気持ちが悪い」言うと島田から言語化してくれと返されます。この表現は印象に残ります。

あかりの妹ひなが学校でいじめ問題で悩んだり、あかりたち3姉妹を捨てた父親が戻って来てあかりたちを困らせた時零は高校生でありながらプロ棋士として年収600万円稼いでいるのであかりたちの力になりたいと考えます。収入があると考えることが本当に大人の考えが出て来ます、大人でも中々600万円は稼げません。

零は家族の葬儀に訪れた幸田が「将棋は好きか」と聞いた時「はい」と答えて幸田に引き取られて住むことになり将棋を学ぶ事になるのですが、生きる為に仕方なくウソをつきます。 生きる為にすがり付いていた暗闇の中の命砂が「将棋」だったのです。

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