「総理の夫」は2021年9月23日に公開された作品で原田マハの小説がもとになっています。
第111代総理大臣相馬凛子役に中谷美紀、凛子の夫で鳥類学者相馬日和役に田中圭、日和の母相馬崇子役に余貴美子、日和の兄相馬多和役に片岡愛之助、内閣広報室富士宮あやか役に貫地谷しほり、秘書島崎虎山役に工藤阿須加、直進党幹事長小津智佑役に島田久作、日和の同僚徳田実役に木下ほうか、日和の同僚伊藤るい役に松井愛莉、民心党党首原久郎役に岸部一徳、医師役に国広富之が出ている
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あらすじ
鳥類学者で相馬グローバルの御曹司相馬日和は直進党の政治家凛子と暮らしています、9月10日の朝、日和は北海道に出張に行き10日後の9月21日に戻ってくると記者から質問攻めに遭いそこに内閣広報室の富士宮が現れ日和を会社まで送ることになります。車の中で日和はニュース画面で総理大臣姿の凛子を見て驚きます。
日和は富士宮から「もっと自覚を持ってもらわないと困ります、これからは総理の配偶者としてよくも悪くも国民の注目を集めます、どこで誰が見ているのかわからないのですよ」と言われます。しかし、日和が同僚の伊藤るいと自宅でふたりでいる所を政治記者に取られてしまいます。
12月7日民心党党首原が日和の前に現れ、伊藤るいと一緒の写真を見せ、「政治記者が1千万円要求している」と話します。
日和が自宅に帰ると文部科学大臣の不正献金疑惑が発覚します。
日和は写真を撮った政治記者の阿倍久志に「あの写真を消してください」と頼みます。そこに富士宮が現れ、「内閣広報室の者です、脅迫の証拠を押さえました、内閣広報室の者ですその手を放してください、今すぐ警察を呼びますよ」と言いました。さらに富士宮が問い詰めると阿倍は「原から相馬総理のダンナをはめてくれと頼まれた」と白状します。
凛子が総理になって2回目の組閣の時、妊娠4か月であることが分かります。凛子が妊娠していることを世間に広めたのは広報室の富士宮でした。
凛子は小津幹事長と島崎秘書を呼び辞任の意思を告げます。
感想
総理大臣は官邸や自宅にカメラが有ったり、マスコミの目もありプライバシーが無いことがわかります。今回は総理の夫の目でえがかれていますが同じことだと思います。天皇家も同じでプライバシーがありません。自由に行動することが出来ないのは精神的に辛い。
この映画の冒頭で日和が凛子の総理就任を10日間も知らなくて驚いていますが、夫婦の間でコミュニケーションが無さすぎだと思います。北海道に旅立つ前に気づくべきだと思います。
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