2008年12月4日に韓国で封切られ大ヒットした映画である。
出演はナム ヒョンス役に「猟奇的な彼女」で有名なチヤ・テヒョン、ファン ジョンナム役にこの映画がデビュー作のパク・ボヨン、ファン ギドン役にワン・ソクヒョンが出演しています。
この物語は、人気ラジオDJのヒョンスのもとに娘と名乗るジョンナムがギドンという息子を連れて現れたことによるドタバタのコメディーである。
22才のジョンナムはヒョンスに3か月前からメールを送っていたが、ある時はじめて電話をかけてきました。
ジョンナムはヒョンスに「父親に会うべきかどうか」を尋ねたらヒョンスはまさか自分のこととは知らずに「会うべきだ」と答えてしまいます。
そこでジョンナムはヒョンスのもとを訪ねますが、ヒョンスは「全く身に覚えがない」と言い張りますが、ジョンナムは「中3の時となりの家の5才上の女の子を覚えているはずだ」と言います。
ヒョンスは「確かに初体験はその時で不発だった」と言い張るがジョンナムは「大当たりだったので自分ができた」と言います。
30代半ばのヒョンスに22才のジョンナムに6才のギドン。この親子3代は相当無理があると思います。
話の展開で「ジョンナムを連れてジョンナムの母親が訪ねてくる」という設定なら話がわかるのですが、いきなりジョンナムがギドンを連れて訪ねてくるのはなかなか考えられない筋書きだと思います。
子供が22才になるまでなぜジョンナムの母親はヒョンスに会おうとしなかったのか不思議です。
ヒョンスはジョンナムが来たとき丁度恋人がくるところでしたので困ってしまい、その場で恋人に別れを告げます。ヒョンスは友達の医師にDNA鑑定を依頼し親子かどうかを調べますが、やはり結果は当然親子と出ます。
ヒョンスはラジオでジョンナムに「歌をよかったら歌ったら」と勧めたのでラジオで歌うことになります。それがなんと、ジョンナムはとても歌が上手く評判になります。
ヒョンスはジョンナムに芸能人という今の生活を壊されたくないので、「お金用意し、住む家も用意するからでていくように頼みます」が、ジョンナムは「私は22年間いなかった父親に会いたかっただけだと」言います。
ギドンが幼稚園に通うようになり、「ギドンには才能がある」と幼稚園の先生がヒョンスに訴えます、そしてギドンは楽譜も見ないでピアノのすごい演奏をはじめます。 ピアノというものは日頃の練習が重要なのに、弾いていないギドンが凄い演奏をするのがどうしても理解できません。
この映画は「猟奇的な彼女」で人気者になったチヤ テヒョンの作品を見たいファン向けの作品だと思います。
コメント