「ハロー!?ゴースト」は2010年の作品である。
出演は主役のサンマン役に「猟奇的な彼女」のチヤ・テヒョン、ヒロインで看護師ヨンス役にカン・イェウォン、ヘビースモーカーのゴースト役にコ・チャンソ、初老のゴースト役にイ・ムンス、泣き虫ゴースト役にチャン・ヨンナム、少年のゴースト役にチョン・ボグンが出ています。
児童養護施設で育ったサンマンは宿泊先で薬を飲んで死のうとしますが助かります、橋から飛び降りても警察に助けられます。
そして、病院で寝ていると隣でタバコを吸っている男性を見つけます。隣に居る筈のない人間と話すサンマンを見て精神科に回されます。次に医者と話していると、ロッカーの中で女性が泣いているのを見つけます。この女性は映画の中で「ビアネ (ごめんなさい) 」といつも言っています。当然医者にはタバコを吸っている男性も泣いている女性もみませんのでおかしがります。3人目に現れたのは初老の男性です。4人目は男の子が登場しました。
少年の特徴はベッドとかソファの上でいつも跳ねていて、子供だからアニメが大好きで甘い食べ物が好きです。そして初老の男性は大酒のみで、女性が好きなエロジジイです、いつもエロ本を読んでいます。
病院の部屋で幽霊たちが宙に浮いています、変な映像です。
バスに乗ってもついて来るので話していると、隣に座った女性にナンパしていると思われます。
霊が見えるのでバスの広告で見つけた霊媒師に相談しに行きます。霊媒師は「霊を送り返すのは霊媒師にもできん、望みを聞き入れてやれ、無念を晴らしたら自分から去るはずだ」と言います。
ひとり目は初老の男性で「カメラを探して、元の持ち主に戻したい」という願いでカメラを探します。二人目はヘビースモーカーの男性で希望は「ドライブ」です。三人目の少年は「アニメ」で四人目の泣き虫の女性の願いは「料理を作る事」です。
サンマンは道を歩くときも自分の上に3人乗っていますので、とても歩きにくい。
サンマンとヘビースモーカーの男が話すシーンが有ります、「結婚すれば二人になる、子供が出来たら三人になり、力が三倍になるから耐えられる、家族を持つのは大変だがその家族が支えてくれる」中々素敵なシーンです。
サンマンがジャージャー麺を食べるシーンがあるのですが、韓国人はジャージャー麺が非常に好きなように思えます。
警察で幽霊と話ししているシーンが笑えます、ひとりしかいないのに警察官はみんな唖然としています。
「自殺の多い日を知っているか?正月お盆クリスマスそういった日は寂しいんだよ寂しいのは僕だけじゃないと分かっていてもそんな日は他人が幸せに見える」
サンマンは孤児ですから一人で住んでいます、一挙に4人増えて誰かと暮らすのは初めての経験です。「幽霊でなく生きている人であったら」と思います。
最後に4人は交通事故で死んだサンマンの家族であった事がわかります、それで女性がいつもビアネと言って泣いている理由が分かりました。
サンマンが服をドンドン捨てようとしていると、「すぐ肌寒くなるのに、穴が開いたのは繕えばいい、もったいない」と言い、母親が息子に対しての愛情であったのが分かりました。 この映画は最初コメディーだと思ったのですが心温まる家族愛の映画です 。
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