「シーサイドモーテル」は2010年6月5日に公開された作品で岡田ユキオの漫画がもとになっています。
この物語はモーテルに訪れた4つの部屋の11人の物語です。
出演はインチキセールスマン亀田雅之役に生田斗真、コールガール・キャンディー役に麻生久美子、ギャンブラー朝倉陽介役に山田孝之、朝倉の彼女二宮留衣役に成海璃子、借金取り相田敏夫役に玉山鉄二、相田の部下チーボー役に柄本時生、拷問をするぺぺ役に温水洋一、スーパーの社長太田勝俊役に古田新太、太田の妻太田美咲役に小島聖、キャバクラの客石塚達也役に池田鉄洋、キャバクラ嬢マリン(鈴木妙子)役に山崎真美が出ている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
103号室
スキンクリームの営業マン亀田は「エアコン完備の寮と年2回の社員旅行」に騙されて入社したが、エアコンが車で社員旅行が地方の営業に憤慨しているところから物語ははじまります。亀田がモーテルに入るとそこにコールガールの「キャンディー」が入ってきます。キャンディーが4万円請求すると亀田は呼んでいないと断ります。
キャンディーは何かの縁だから3万5千円でいいと値切ると亀田はキャンディーに「あんた、ついてるかもしれない」と言ってスキンクリームの営業を始めます。
キャンディーは「あんた、今の仕事は楽しい?」と言ってこのクリームがインチキであることがバレマス。
202号室
ギャンブラーの朝倉は彼女の二宮とピザを注文して2分で到着するかどうかで賭けをしています。二宮は「もし勝ったらベルギーの猫祭りに連れていけ」とせがみます。
ピザ屋がドアを開けたところ、借金取りの相田と部下のチーボーが現れます。その後遅れて拷問担当のぺぺが現れ朝倉を拷問にかけます。朝倉は死んだと見せかけて逃げるのですが自動車事故で死亡します。
203号室
スーパーの社長太田は妻の美咲と宿泊しています、太田は美咲に「エマニエル夫人」の格好をさせて演技しています。
美咲は「来るんじゃなかった、ヒマダ」と言って叫びます。そこで太田は「パチスロ」を勧めます。美咲は留守の間浮気しないように太田に化粧をして出かけます。
その後警察が訪れ美咲が大型トラック車に追突され死亡を告げに訪れます。
102号室
キャバクラの客石塚はキャバ嬢のマリンと一緒で200万円使いマリンを旅に連れ出して来ています。石塚はせっかくマリンとセックスできると思ったのですが、ぎっくり腰になり救急車で運ばれます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
感想
借金取りのチーボーは服のアロハは許せるのですが海に潜るメガネもしています。これはおかしい、ここは山です。
朝倉は彼女とピザで賭けたり、窓の外で口紅を塗った太田を見て男か女かを借金取りの相田と賭けようとします、朝倉の人生はすべて賭け事なのでしょうか?
この4つの部屋の物語の中でおすすめは103号室の亀田とキャンディーのお話です。亀田と三十路前のコールガールのキャンディーのやりとりが面白い。
最後に朝倉がキャンディーの車にぶつかり死亡し、キャンディーも重症を負いますが4つしかない部屋の住人の車がブツカルナンテ出来過ぎています。
コメント