「死神さん2」は2022年9月17日からHuluで配信されたドラマで大倉崇裕原作のミステリーである。
出演は警視庁儀藤堅忍警部補役に田中圭、監察医灰田優人役に吉田鋼太郎、生活安全課小刀祢葵役に山本舞香が出ている。
あらすじ
第1話
儀藤警部補が監察医灰田優人を訪ね「警視庁の方から来ました、辞令が出ました灰田優人さんは今この瞬間から儀藤の命令に従ってもらいます」と名刺を差し出しコンビを組みます。
今回の事件は末期の前立腺がん患者の三谷仁之助で亡くなった事件です。死亡解剖を担当したのは灰田で死因は筋弛緩剤によることが分かり、事件の翌日担当看護師船津文子されたが裁判では無罪になっています。
儀藤と灰田は三谷の息子の徹を訪ねます。徹は会社経営に失敗して借金が有ったが仁之助の遺産のおかげで助かっています。そして、態度からアルコール依存症であることが分かってきます。
その後、二人は徹の別居中の妻舞樹を訪ねます、舞樹は仁之助の介護の介護をしていましたが仁之助の「離婚届を置いて今すぐ出ていけ」の一言で家を出ていきます。
ここで、儀藤の新しいアシスタントの小刀祢葵巡査が登場します。
次に二人は徹の息子を訪ね、徹の部屋から筋弛緩剤らしきものを見つけます。
最後に二人が向かったのは船津文子でした、儀藤から追及されると「一事不再理」を言い出しますが、過去にも筋弛緩剤を使って殺人をしていたことが分かってきます。
感想
今回のお話は近年問題になっている介護がでてきます、三谷舞樹は仁之助を仕事しながら必死に介護していたのに辛く当たられ出ていく羽目になります、その後夫の徹は病院に入れることになりますが、介護は相手が痴ほうになったら大変だと感じさせられます。
第2話
今回も儀藤は小石川署の藤代唯巡査を訪ね「この瞬間から儀藤の相棒となってもらいます。」と名刺を差し出します。
3か月前に発生した事件で兼田愛がひったくりに遭いカバンから財布だけ拭き取られ後日、財布だけ質屋に持ち込まれ、持ち込んだ大久保玲奈が逮捕されたが、大久保は「財布は家のポストに入っていた」と話し裁判でアリバイが見つかり無実となりました。
儀藤と藤代は被害者の兼田愛を訪ねます。兼田は花屋で働いていて以前警察に勤務していました。
兼田は「現金カード類は入っていなかった」と言う証言から「現金2万円ぐらい」に変わります。
兼田は8年前の警察官時代にひったくり事件を担当していた事が分かります。そして、8年前の事件の加害者が大久保である事が分かります。
今回の事件は兼田の自作自演であった事が分かります。
儀藤と藤代は8年前の事件が時効を迎えていないことを突き止め大久保を逮捕します。
感想
今回登場の大久保玲奈役のヒコロヒーの演技力は素晴らしいと思います。今後もドラマや舞台で十分活躍を期待します。
第3話
今回儀藤の相棒は何故か一般人で一日警察署長をした声優の香川コジローになります。
今回の事件は和菓子店従業員下鳥文香が放火で自首した事件です。
2人が捜査を進めて放火をしたのは荒木駿矢で下鳥文香は殺人事件の犯人であることが分かります。事件は交換殺人というややこしいことが分かってきます。
感想
前回まで儀藤の相棒は100%警察関係でしたが今回は一般人になっています。一日だけの協力ならわかるのですが何日も一般人が警察の事件捜査を一緒にするのはありえないと思います。
第4話
今回の儀藤は警視庁総務部の宇佐美一恵です。2人は元質屋安達文子が殺された事件を捜査します。
誤認逮捕されたのは前科のある座間伸介でした。
宇佐美は座間の無実を信じ訴え証拠を見つけていました。
この事件の犯人は存在せず安達文子は事故死である事が分かります。
感想
今回も注目するのは座間役の元キングオブコメディ今野浩喜と安達文子役のどんぐり竹原芳子です。この二人は今後もドラマの出演が続くと予想します。
第5話
今回は警視庁副総監の亀嶋秀康が儀藤の相棒になります。事件は15年前に発生した練馬区一家3人殺人事件で逮捕されたのが大殿浩介です。2人は捜査を進めていき犯人が浮浪者であることを突き止めます。
感想
今回儀藤の相棒役の大友康平ですが、ハウンドドック時代との違いを感じます。
最終話
今回の相棒はアシスタントの小刀祢葵になります。事件は弓倉尚登が殺された事件の再捜査です。儀藤が小刀祢と捜査を続けて行くと小刀祢が過去に出逢った医者中村が灰田優人である事が分かります。
儀藤が死にそうなところを南川メイに助けられます。
最終話でようやく儀藤の家族の事が分かります。儀藤の妻は中学の教師で自殺未遂をして現在意識が無いまま生きていました。
感想
いちよう最終話になっていますが、死神3に続く可能性が秘めていると思います。
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