「アウト&アウト」は2018年11月16日に公開された作品で木内一裕の小説がもとになっています。
出演は矢能政男役に遠藤憲一、黒木栞役に白鳥玉季、池上数馬役に岩井拳士郎、北川理恵役に小宮有紗、堂島哲士役に成瀬正孝、鶴丸清彦役に要潤、婆さん役に高畑淳子、情報屋役に竹中直人、他に渋川清彦が出ている。
あらすじ
元ヤクザの矢能は血のつながらない小学2年の少女と2人で探偵事務所を経営しています。
物語が始まって、依頼人が「自分の妻の不貞の証拠をつかんで欲しい」と訪ねて来たが「帰れ」と追い返してしまいます。
矢能は依頼人の安田がいる東洋経済懇話会に向かいます。事務所に入ると安田は覆面をした男に拳銃で撃たれて死んでいました。
矢能は死体を保管する人間を呼び死体を処理します。そして、安田の事を調べていくと3年前にカンボジアで亡くなった事になっていました。
その後、安田の恋人と名乗る女性が現れ、「安田を殺した犯人を捜してくれ」と依頼されます。
矢能は調べを進めていくと衆議院議員の鶴丸清彦が池上数馬に安田を殺させた事が分かってきます。
矢能は池上数馬に「お前は運がいいな、もう少しで人殺しになるところだったぞ、次は頭を撃つんだな」と言い、拳銃で池上の足を撃ちます。
池上は松葉杖の状況で鶴丸を訪ねて、秘書と争いになり秘書を殺してしまいます。松葉杖の数馬を警察官が職務質問をして、数馬はこの時、撃たれて亡くなります。
矢能は鶴丸清彦を「死体遺棄容疑」で逮捕に追い込みます。
感想
矢能が仕事を断り、栞が「どんな依頼なら引き受けるのですか?仕事のえり好みは良くないと思います、私には単に我儘なだけに見えます」というシーンがとても素敵です。
この映画の魅力は栞役の白鳥玉季の演技力の素晴らしさです。栞は「私がどれだけ心配したと思っているのですか」このシーンも迫真の演技です。
この作品は映画ですが矢能と栞のお話をドラマでもう少し続編を見たいです、栞が中学生、高校生になってからの続編を期待したいです。
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