2016年1月7日に韓国で公開された作品である。
交通事故で記憶を無くした弁護士のヨン・ソグン役に「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン、キム・ジニョン役に「彼女を信じないでください」「君はペット」のキム・ハヌル、ソグンの同僚弁護士オ・グォノ役にぺ・ソンウ、ソグンに弁護依頼するキム・ヨンヒ役に「太陽を抱く月」のチャン・ヨンナムが演じている。
この物語はソグンが警察で「自分の失踪届け」を出すシーンから始まります。
「私を覚えている人へ、あなたに読んでほしいが私はあなたを覚えていない、申し訳ない、記憶のかけら同士がまったくつながらない。
これを読んだあなたが私をみつけたらあなたが私の大切な人だということだ。」これを見た警察官たちは自殺願望だと慌てます。
このシーンは最後までご覧になればもう一度出てくるのでどうしてこうなったかがお分かりになると思います。
ソグンは交通事故で10か月以上入院して退院しますが、リハビリを受けて退院しますが交通事故の後遺症で車に乗れません。
自宅に戻りますが記憶が有りません、部屋の暗証番号が分からず困ります。
これだけ日常生活に支障が有るのに病院から退院するのに付き添いがだれも来ないというのが不思議です。映画だから省いたのでしょうがこれだけ日常生活が出来ないと無理だと思います。
ソグンは交通事故の後遺症で10年間の記憶が消えていることが分かります。それなのに同僚の弁護士のオグォノが訪ねてきて一緒に法律事務所に向かいます。
10年間の記憶が消えているのに仕事をするのは無理です。
交通事故に遭う前に担当していた依頼人のキムヨンヒが訪ねて仕事をすることになります、やはり法律のことは覚えていても事故から10年間の記憶が消えているのでどうしても仕事は無理です。 ヨンヒも全く違う人間の印象になっているので大丈夫かと思い始めます。
10カ月も入院していたら担当する人間が変わって裁判が進んで居る筈だと思うのですが。
ある日病院に行くと待合室でソグンの前で涙ぐんでいる女性に出会います。
その女性はキムジニョンと言い薬を忘れて行き、その薬を渡すため家に連れて行きます。
最初から出会って直ぐに、「少しだけこのままでいさせて」と抱きつきます。
そして一緒にベッドインします。ふたりはこのまま付き合いはじめます。
そして「私もここに住んだら嬉しい?眠れない夜は一緒に遊べる、朝ごはんも一緒にたべられるし返れば明かりがついている」と言って引っ越してきます。
男ならこんな風に女性から言われて嫌な男はいません。
はなしの展開が早すぎます、恋愛ドラマの主導権がどうも女性中心で動いている気がしてなりません。
ジニョンはソグンの家の近くで喫茶店を始めます。「今度はうまくやる」と友人に話しストーリーが見えて来ます。
最後の方で元スチュワーデスだったことが分かります。
ソグンは母親に会ったりして記憶を戻そうとしますが、認知症のため進展しません。
そして友人を通してイボヨンと言う女性に辿り着きます。
「事故のせいで10年の記憶を失いました、最後の記憶にあなたがいるのです」とソグンは言うのですが「質問が間違っています、続きが大切なのでは、その後なにがあったか」と言い、イボヨンとジニョンは大学時代の先輩後輩の間柄だと分かり、ソグンはようやくジニョンと夫婦だった事を思い出します。
ソグンとジニョンはドンウンという男の子がいたことが分かります。ある時ふたりに別れ話がでて、車に親子3人で乗っている時一人だけドンウンがジニョンが買ったジグゾーパズルを拾おうと車から降りたとき車に轢かれ、その時ソグンも一緒に助けようとして事故に遭いました。
この時もしジグゾーパズルを買わなかったら事故に遭わなかったのに、もしドンウンが母親のジニョンと一緒に後ろの席に乗っていたらまた助かったのにと思えてなりません。
最近日本でもながら運転をするドライバーが多いです、運転しながらスマホ、歩きながらスマホをするのが普通です。
子供は急に考えられない行動をします、子供が大きくなるまではやはり親の責任です。
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