「ネタバレ」映画・ルームロンダリング / 池田エライザ 主演

邦画
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「ルームロンダリング」は2018年7月7日に公開された映画である。

出演は5才の時父親が交通事故で死に翌年母親が失踪し育ててくれた祖母が18才の時に死んで孤独な少女八雲御子役にモデル出身の池田エライザ、八雲御子の叔父で不動産屋の雷土吾郎役にオダギリジョー、コンビニの店員虹川亜樹人役に伊藤健太郎、パンクロッカーの幽霊春日公比古役に渋川清彦、コスプレが趣味のOL千夏本悠希役にAKB48出身の光宗薫、カニの格好をした小学生の幽霊宗冬はぐむ役に込江大牙、雷土吾郎に物件を紹介するブローカー西前役に田口トモロヲ、御子の母親役につみきみほ、御子の祖母役に渡辺えりが出ている。

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一般的に、アパート、マンションで事故死、他殺などの訳アリ物件は次の入居者に対してその内容を知らせる説明義務があるためどうしても家賃が安くなります、そこでこの「ルームロンダリング」は不動産屋の雷土吾郎が姪の八雲御子をある一定の期間住まわせ次の住民の前は何事もなかったという既成事実を作ることです、前の前までは報告する義務はないからです。こんな事が実際あるのでしょうか、実際世の中には家賃が安いからわざわざ事故物件に住む人が存在するみたいです。

御子は誕生日に貰ったアヒルの人形を成長した今も大事に持っています、これが印象的です。

「ルームロンダリング」の映画は/パンクロッカーの青森出身で自殺した幽霊春日公比古とコスプレが趣味でストーカーに殺されたOLの幽霊千夏本悠希が登場します。

悠希は殺されたとき刺されて死亡しているのでいつも包丁が刺さっています。いくら死んでいるとはいえ血はわかるのですが包丁が刺さっている状態で動きまわるのはどうかと思います。

御子は二人の幽霊を見ても全く怖がりません、叔父の吾郎も幽霊が見えるみたいです。

御子は父親を交通事故で無くし、母親も失踪し友達もいなく孤独な設定ですが、この二人の幽霊とも仲良しになり、度々登場する交通事故で死んだ子供の幽霊も友達でよく話しておりとても楽しそうに見えます。

自殺したパンクロッカーの春日公比古とストーカーに殺されたOLの千夏本悠希が話すシーンがあるのですが、公比古は自殺したことを後悔していますし、祐希は「なんで私が殺されなければいけないの」と悔しがっています。

御子は殺された千夏悠希のために吾郎と協力して犯人を捕まえます、ここで御子はとても絵の才能があることがわかります。経済力が有れば美大を目指していたと思われます。

御子は公比古のために公比古のテープをレコード会社に送り、曲が認められ公比古を喜ばせます。公比古は死ぬ前にレコード会社に送ればよかったのにと後悔します。

人間は自殺を考えてはいけません。この映画はそれを教えてくれます。

御子が母親に会うシーンが泣けてきます、「いつでもそばにいるからと言っていたのに」と御子が言う所がジーンと来ます。失踪していた母親もやはり亡くなっていた事がわかります。 この映画を見て御子と吾郎は霊を普通に見えて、本人たちはそれなりにつらいこともあるでしょうが死というものが一般の人間とは違った解釈になると思われます。

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