「にがくてあまい」は2016年9月10日に公開された作品で小林ユミヲの漫画がもとになっています。
出演は広告代理店で働く江田マキ役に「一週間フレンズ」「九月の恋と出会うまで」の川口春奈、ゲイの高校教師片山渚役に「ナミヤ雑貨店の奇跡」「コーヒーが冷めないうちに」の林遣都、片山渚の元同居人立花アラタ役に「花宵道中」「僕だけがいない街」の淵上泰史、モデル青いミナミ役に「咲―阿知賀編」「東京喰種・トーキョーグール」の桜田ひより、片山渚の後輩教師馬場園あつし役に「ジョジョの奇妙な冒険・ダイヤモンドは砕けない・第一章」の新田真剣佑、江田マキの父江田豊役に中野英雄、母江田操役に石野真子が出ている。
あらすじ
広告代理店で働く江田マキは実家が農家にも関わらず野菜嫌いですが、上司から「ゴーヤー」の広告の担当をまかされます。
ある夜、彼氏に振られてバーで飲んでいると野菜を持った素敵な青年片山渚が現れます。マキは「野菜のバカ」と言って倒れてしまいます。翌日自宅で目覚めると渚が居て、「チョットあんた誰」「勝手に家に上がって」「勝手に部屋を片付けて」「勝手に台所を使って」とワメキマス。
渚はマキに「昆布と椎茸のダシに玉ねぎや人参、セロリ、ブロッコリーが入った野菜のミレットスープ」を薦めます。マキは野菜嫌いですが、「本当に野菜!」と美味しく食べます。渚は「一物全体」と食について語り始めます。
マキは渚と肉体関係を持ったと思ったのですが、渚の口から「俺は女が好きではない、自分はゲイである」と聞かされます。
渚が帰ろうとしたとき、マキはこのマンションをでなければならないので「一緒に住もう」と頼みます。そして、マキは渚の一戸建ての自宅に引っ越しします。
渚は一緒に「飯は俺が作るから残さず食べる事」「野菜しか食べないから肉は一切禁止」という条件を出します。家で食べる食事だけでなく弁当まで渚が作ります。渚はマキの為に「ゴーヤーの冷やし茶碗蒸し」を作りマキを助けます。ここで題名の「にがくてあまい」の意味がわかります。
渚が風邪をひいて寝ている所に、渚の元同居人立花がインドから戻ってきます。立花が渚にキスをしようとしているのを見てマキは驚きます。
マキは渚と突如、農業をしている実家を訪ねます。そこで父親は彼氏が来たことで大喜びし、「マキをもらってくれ」と頼みますが、渚は「残念ですが、男が好きなんです」と断ります。
感想
マキがバーで酔い潰れてバーのマスターに頼まれたからと言ってはじめて会った女性を送るのがわかりません。
渚は料理が好きな男性ですが女性にとって料理を好んでしてくれる男性はとても有りがたいのではないでしょうか。 マキはネットで「どうやったらゲイと付き合えますか」と検索したりして真剣に悩みますが、この物語は中途半端な終わり方ですのでこの先マキは渚を「男として変えられるのでしょうか」と考えてしまいます。
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