「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」は2018年6月8日に公開された作品で本作品は2010年7月17日に「Yahoo!知恵袋」に投稿された夫からの質問によりK.Kajunskyによって原作ができ映画化にいたりました。
出演は加賀美じゅん役に安田顕、死んだふりをする妻加賀美ちえ役に榮倉奈々、ちえの父進一役に蛍雪次郎、加賀美じゅんの同僚佐野壮馬役に大谷亮平、妻佐野由美子役に野々すみ花が出ています。
あらすじ
東京でサラリーマンをしている加賀美じゅんは仕事で静岡に行った時出会ったちえと結婚して3年になります。じゅんは最初の結婚が3年でダメになりバツイチで結婚していますのである日家に帰ると妻が必ず死んだふりをしていて、この状態がドンドン続き不安になります。じゅんはちえにパートに出る事を薦めましたがいっこうに変化はありません。
事例1)
ある時じゅんが家に帰ると妻が服にケチャップで血を付けて死んだふりをしていて、じゅんは慌てて救急車を呼ぼうとします。しかし何故かかける番号は117でした。するとちえが生き返りじゅんを驚かし「おかえりなさい」と言ってニコニコしています。
事例2)
次の日ちえはワニに顔を噛まれてしんでいます。ちえは「もう少しで消化されるところでした、命の恩人です」と抱き着きます。
事例3)
抗争に巻き込まれて死んだヤクザの女の設定
事例4)
名誉の戦死をとげた兵士の設定
事例5)
矢に頭を貫かれて死んでいる設定、じゅんが「貫かれている」と驚くとちえは「100均でなかなか売ってなくて研究に研究を重ねたんです」と言ってニコニコしています。
事例6)
前回は普通の格好で矢に貫かれているだけでしたが今回は落ち武者の格好で矢に刺さっています。
事例7)
今回は宇宙服を着て死んでいます。
事例8)
棺桶に入って死んでいます、そして十字架が刺さっているという念の入れようです。じゅんが悲しんでいる時にちえは噛みつきます、ドラキュラになりきっています。
事例9)
ロミオとジュリエットのジュリエット役になりきって死んでいます。ここでもじゅんは「ジュリエット」と叫びながら演技に付き合っています。ちえは「あなたはどうしてロミオなの」と返しニコニコしています。
事例10)
「ファラオの呪い」と言ってまた棺桶に入っていてニコニコしています。
事例11)
強盗に首を絞められて死んでいる。
事例12)
今回は死んでいないが幽霊の格好をしている。
事例13)
今回は死んでないが宇宙人の格好をしています。
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感想
じゅんが自宅を出る時ちえが「チューです」と言ってキスを要求するのですが、じゅんは「やめましょうよ、新婚ではあるまいし」と言って断りますが、前の結婚は破たんしているわけですからそれにまだ結婚して3年です、子供もいませんしラブラブのはずですから奥様の要求通りすべきだではないでしょうか。ちえは「これが今生の別れになるかもしれませんよ、絶対に生きて帰ってくださいね」と言って抱き着きます、とても可愛い女性です。
じゅんとちえが会社の同僚佐野に「どうしてじゅんと結婚したか」と聞かれるとちえは「半分こ出来るからです」この答えが素晴らしい。
じゅんの同僚佐野が結婚5年で離婚します、本人たちは愛し合っていますがどうして別れてしまうのでしょうか、子供が出来ないだけで別れる理由になりません。
この映画は夫婦について考えさせられる物語ではないでしょうか、ちえは毎日夫婦生活に変化を持たせようとしているのではないかと思われます。この行為はもし子供が授かれば必ず終わる筈です。
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