「美人が婚活してみたら」は2019年3月23日に公開された作品で、とあるアラ子の漫画がもとになっています。この物語は32才で婚活を決意するWEBデザイナータカコのお話しです。
出演は主役のタカコ役に黒川芽以、タカ子コの友人ケイコ役に「南瓜とマヨネーズ」、「終わった人」の白田あさ美、バツイチ歯科医矢田部役に「伊藤くんAtoE」,「スマホを落としただけなのに」の田中圭、商社マン園木役に「伊藤くんAtoE」の中村倫也、他にレイザーラモン・RG、カラテカ・矢部太郎が出ています。
あらすじ
タカコは奥さんがいる男性ばかりつきあっていて、いわゆる不倫を続けていたので、物語の冒頭で「死にたい、死にたい、死にたい」のことばを連呼します。そして婚活サイトに登録します。恋愛を端折って結婚を前提に行動します。
1)相坂
一人目は相坂という男性で栃木に一軒家を持っているのでここに住めると自慢します
2)久保田
二人目は久保田と言う男性で自分は肩こりということで健康グッズの話を始めます。
3)梅沢
三人目は梅沢という男性で会っていきなり「サクラ」扱いします、50人近く婚活で女性とあっているからこういう言葉がでて来ます。
4)園木
5)矢田部
5人目はお医者さま限定のサイトで見つけた歯医者の矢田部という男性です。彼の印象は「余裕が感じる、女性の扱いに慣れ過ぎている」。彼は女性がらみで奥さんと離婚していて結婚願望は有りません。
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タカコは園木と矢田部を天秤にかけて付き合うことになります、しかし矢田部と肉体関係を持っても別れを切り出し、園木ともうまくいきません。
感想
タカコは「何で結婚しているひとばかり近寄ってくるのだろう」と言い友人のケイコが「未婚の男からすればタカコは美人過ぎて高嶺の花」というシーンがあるのですが、やはり美人はそうでない女性と違って素敵な男性から声をかけられるか確率が高いので自分から動きません。比較すると結婚している男性の方が経済的にも精神的にも余裕があるからこういうことになるのでしょうが、それにしても付き合う男性がすべて結婚しているのは異常です。
タカコはスマホの婚活サイトはマッチングアプリを使っていて、マッチングのパーセントが出てきます、お互いの条件を入力してから会うので大きく希望とかけ離れた相手はあり得ないのですごいシステムです。現在こういうサイトを利用されて結婚されるカップルは多いのでしょうか?
タカコが「私は結婚がしたいのではなく、恋がしたかった、死ぬほどの恋がしたかった」と言うシーンが印象的です。
タカコがケイコに結婚について質問するとケイコは「夫婦生活で必要なことは忍耐」と良いことを言います。
相手に対して愛情がなくなったらその忍耐が出来なくなるのではないでしょうか。相手を思いやる心が有るかどうかです。
この映画は結婚適齢期の女性にピッタリの映画ではないでしょうか。
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