「ネタバレ」ドラマ・楽園 / 仲間由紀恵、黒木瞳

邦画
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「楽園」は2017年1月にWOWOWで放送された作品で宮部みゆきの長編小説である。

本作品はフリーライターの前畑滋子の目線で描かれたサスペンスです。

前畑滋子役に仲間由紀恵、弁護士高橋治美役に黒木瞳、萩谷敏子役に西田尚美、敏子の息子萩谷等役に黒澤宏貴、土井崎元役に小林薫、元の妻土井崎向子役に松田美由紀、元の長女土井崎茜役に伊藤沙莉、元の次女土井崎誠子( 井上誠子 )役に夏帆、井上達也役に細田成志、三和明夫役に金子ノブアキ、金川一男役に石坂浩二、他に甲本雅裕、利重剛が出ている。


1話

フリーライター前畑滋子のもとに萩谷敏子という女性がやってきます。敏子は息子の等のことでやってきました、等は人の頭の中が見える「超能力」があり、滋子に不思議な絵を見せます。

敏子は「ニュースに出ていた火事で焼け跡から死体が出てきて父親が娘を16年前に殺害した事件と似ている」と言いだします。

敏子は「等はこの絵をニュースで知る前に描いている」と訴えます。

滋子は等に会い「絵の事を話したくなったら訪ねるようにメモを等に渡します」しかし等は滋子を訪ねる途中に交通事故に遭い亡くなります。

滋子が事件の事を調べるとニュースで亡くなった土井崎茜には妹の誠子がいて井上誠子に名前を変えていることが分かります。そして誠子は両親とは事件以来絶縁状態が続いています。

感想

誠子は事件後勤め先から解雇を言い渡され、結婚していましたが、離婚しています。自分の犯した犯罪ではないのに社会がどうしても許してくれません、とてもかわいそうです。

等が火事のことをかいた絵はとても残酷で怖い、特殊な能力があるのもいい風に使えばよいのですがまだ小学生の少年には難しいかもしれません。

2話

滋子は等が自分を訪ねる途中に亡くなった為責任を感じています。そして滋子は生前等が通っていた「あおぞら会」を訪ねます。

滋子は調べを進めていくと土井崎元はお金を借りまくっていたことがわかります。土井崎夫婦は旅行も行かず贅沢しない生活をしていたのにこの時点では理由が分かりません。

3話

滋子は「あおぞら会」を何度も訪ねますが責任者の金川一男は会う事を拒否します。亡くなった等の母親の萩谷敏子が捜査を代わりに引き受けます。

滋子は土井崎が死んだ娘の彼である三和明夫に恐喝されていた事を知ります。

感想

萩谷敏子は息子が死んでまだ日が浅いのに滋子に協力しますが、まだそういうことが出来る心理状態ではないのではないでしょうか。

4話

滋子は「土井崎は三和明夫に恐喝されていた事を認め、やめてください、ほって置いてください」と言われ動かれるのを嫌がられます。土井崎は娘の誠子を三和明夫から守りたい気持ちでした。

三和明夫は未成年者の誘拐監禁の罪で服役していることがわかります。そしてその示談のお金が「あおぞら会」の金川一男が出していることがわかってきます、明夫は金川の甥でした。

感想

土井崎の弁護士高橋治美が滋子に「正義がいつも正しいとは限りませんよ、一方的な押し付けは暴力と同じです」という言葉が印象的です。

誠子の夫の井上達也は誠子と離婚したにもかかわらず、「何かあったら俺がいるからいつでも頼ってよ」と言って決して誠子を見捨てません。とても素晴らしい愛情です。

5話

滋子は弁護士の高橋とともに再度「あおぞら会」の金子一男を訪ね三和明夫について問い詰めます。

金子一男が明夫に自首を勧めますが殺されてしまいます。

感想

息子の明夫が少女を監禁しているのを知りながら母親は諫めようとしません、部屋の血痕を消しています、これは自分が罪を犯していなくても立派な犯罪行為です。

6話

土井崎元の情報により三和明夫が金子一男の別荘にいることがわかり逮捕されます、三和明夫は小学生の少女を誘拐しており、別荘の敷地内から2体の遺体が発見されました。

最後に土井崎茜を殺したのは父親ではなく母親の土井崎向子であることがわかります

感想

いくら不良の娘でも自分の娘を手にかけてはいけません。

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