「ネタバレ」オケ老人 / 杏、坂口健太郎

邦画
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「オケ老人」は2016年11月11日に公開された作品で荒木源の小説がもとになっています。

出演は高校の数学教師小山千鶴役に杏、同僚教師坂下役に坂口健太郎、野々村秀太郎役に笹野高史、及川役に左とん平、花田富雄役に小松政夫、花田昌江役に藤田弓子、戸山役に石倉三郎、野々村和音役に黒島結菜、大沢義郎役に光石研が出ている。

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あらすじ

高校で数学の教師をしている小山千鶴は梅が丘フィルハーモニー交響楽団にかけるところを梅が丘交響楽団に間違えて電話して入団することになります。

千鶴が公民館で待っていると老人たちが楽器を持って現れます。そして、指揮者の野々村が現れて、自分は「昨日のコンサートを見て来た」と言ったら野々村が「うちはやっていない、たまに間違われる、一切うちとは関係ない」と言ったので理解します。

千鶴は学生時代バイオリンをしていました。「マエストロで70代や80代は珍しくない、このオケだって案外やるのかもしれない」と呟きます。

メンバーは千鶴を除いて11名全員老人でした。

練習曲はエルガーの威風堂々でした。千鶴は「エルガーに謝れ、弓の使い方もバラバラ、リズムも揃っていない、理由ははっきりしていた、誰も指揮を見ていない。指揮者もオーケストラを見ていない」と呟きます。

野々村から「4年前にコンサートマスターの大沢がほとんどのメンバーを連れて梅が丘交響楽団を退団して新しく梅が丘フィルハーモニー交響楽団を作った事を」聞きます。

野々村は電器店を経営しており大沢も電器店の社長をしておりライバル関係にありました。

その後、野々村が病気で倒れて千鶴が代わりに指揮をすることになります。

その後、梅が丘フィルハーモニー交響楽団にも入団し二股をかけるようになりますが、有名な指揮者のロンバートに出会い、梅が丘フィルハーモニー交響楽団を辞め、梅が丘交響楽団の指揮だけに専念することになります。

物語の最後に梅が丘交響楽団の演奏会が開催されます。

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感想

老人ばかりのオーケストラに若い女性がひとりだけ入団するのですが、最初の練習で笑わせてくれます。野々村は「新記録だ、今までの最高の98小節を超えた、よくなってきました」と喜んでいます。

そして、このオーケストラの特徴は練習の後に必ず飲み会が有る事です。

千鶴は野々村にこのオーケストラについて意見を聞かれ「アンサンブルの縦の線とか音程は改善の余地がある」と言うと野々村は「ベルリンフィルにもミスがある」と返し、千鶴は「基礎が出来ていない、練習あるのみです、もっとやるのです」とみんなを説得するシーンも笑えます。

ティンパニー担当の戸山がまわりを無視して、叩き続けて理由が補聴器が外れていた為と分かります。まわりの団員は「何が起こるか分からないから面白い」と千鶴に話すシーンもお勧めです。

団員の花田昌江が演奏中にクリームパンを食べていて、楽器の演奏中に食べ物を食べる何て考えられません。

千鶴のオーケストラの内容がほとんどですが同僚教師坂下との恋も少しだけ描かれていますが、坂下役の坂口健太郎の出演シーンが少ないのが残念です。

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