「見えない目撃者」は2019年9月20日に公開された作品で韓国映画「ブラインド」をリメイクしたサスペンス映画です。
出演は浜中なつめ役に吉岡里帆、なつめの母浜中満代役に松田美由紀、なつめの弟浜中大樹役に松大航也、スケートボードが得意な高校生国崎春馬役に高杉真宙、刑事木村友一役に田口トモロヲ、刑事吉野直樹役に大倉孝二、犯人日下部翔役に浅香航大が出ている。
あらすじ
警察官の浜中なつめは車の運転中、事故で弟の大樹を亡くしなつめ自身も失明して警察を依願退職しています。
3年後なつめは盲導犬のパルと一緒に歩いていると車の中からレイサという女性が助けを求めていました。
なつめはすぐに警察に連絡して女性の事を話します、そして目撃者がもうひとりいると話します。この目撃者は国崎春馬という高校生でした。なつめが国崎に会うと「運転手はお金をくれた」となつめに渡します。
なつめは国崎と供に「レイサ」を捜すと彼女は風俗で働いていたことがわかります。
一緒に働いていた女の子から本名が「レイ」である事が分かります。
捜査をしていた為犯人に国崎が襲われます。
警察はアライフミノリというシャブ中毒の男を見つけそこから4人の女性の遺体が発見されます。
警察によると4人とも家族は行方不明届を出していない事が分かります
なつめは「犯人は他にいる」と警察に訴えます。そしてなつめは「警察内部に犯人がいるのではないか」と木村刑事に話します。
木村刑事は犯人を同僚の日下部と断定しますが、木村は逆に日下部に殺されてしまいます。
その後なつめは日下部に命を狙われますが間一髪のところで助かります。
折角命が助かったのになつめは日下部のアジトに心当たりがあるからと言って吉野刑事とともに日下部のところに向かいます、そこで「レイサ」を捜しだし、なつめが日下部をやっつけます。
感想
なつめは「女性がいた」と証言していますが国崎は「いない」と言いきっています、するとなつめは「後部席とトランクがつながっているハッチバック式という車種がある」といってくいさがります。目が見えないと自分のことで精いっぱいのはずなのに助けを求める女性を必死に助けようとします、中々できません。
今回の事件の犯人は警察官ですが国民を守るべき警察官が犯罪をしていては誰を頼ればいいのでしょうか。
なつめが日下部に命を狙われている時地下鉄であれば誰か助けてくれる人が早くいてもおかしくないと思うのですが、地下鉄の電車の中で誰かに助けを依頼出来なかったのかと思えてなりません。 この映画はなつめ役の吉岡里帆の演技力のすばらしさが出ています、目の見えない大変な役どころです。
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