お前はまだ群馬を知らない」は井田ヒロトによる漫画作品である。
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作者が中学1年の時に高崎市に引っ越してきたときの体験をもとにされている。
2017年に間宮祥太郎の主演でドラマ化および映画化されている。
また2018年にはアニメ化もされている。
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この物語の分類はアクションではなく恋愛ドラマでもなくサスペンスでもなくコメディーであるが、題名「お前はまだ群馬を知らない」にかかれているように群馬を宣伝、PRの映画に思えてきます、今までに京都を舞台にした恋愛ドラマとかは存在していましたがここまで群馬のことを全面に出している映画はなかったのではないでしょうか。
これは作者の実体験がもとになっているので説得力があるのですが、私は群馬県民ではないのでどこがフィクションかは分かりません。
群馬県は公営ギャンブルが多い県です。前橋競輪、伊勢崎オート、桐生競艇などギャンブルのメッカです、尚、高崎競馬もありましたが赤字の為廃止となっています。
群馬県民のギャンブル好きは江戸時代までさかのぼってみれば分かります。江戸時代の有名な侠客は群馬に多く存在しています。
上州はカラッラカゼとかかあ天下が有名です。
ようやく学校に到着して先生が授業を始める前の号令のかけ方が「千葉」と違うことに驚かされます。
「群馬」の号令は「起立、注目、礼、着席」であることが分かります。 ここは作者の創作なのかそれとも本当に「起立、注目、礼、着席」と群馬県民はされてみえるのでしょうか。
昼食中に神月が木村としゃべるシーンがあるのですが、木村が群馬から4 人も総理大臣が出ていることを自慢げに話すと神月は「中曽根」と呼び捨てにしてしまい睨まれます。
そして、他の女子生徒が「くまモン」のストラップを持っていることを注意されたりしています、「熊本のスパイか」と言われ「ぐんまちゃん」「ダルマ」を持つべきだと言われます。
篠岡京が「くまモンは親グン派」だと言い返します。ここが笑えます。
「親グン派」という言葉をはじめて聞きました。
さらに篠岡はレストランで「小麦粉」について話し始めます、それは「人類グンマー化計画」の存在です。そんなものがあったのでしょうか。
宿題の「太田市の名産は何か」「渋川市の名産は何か」の問いに「モロヘイヤ」「チンゲン菜」と篠岡はかんたんに答えていきます。
篠岡は同級生に次々と「群馬県の名産」を列挙します、下仁田名産のネギとコンニャク、伊香保温泉、極め付けは「かるたが出来ないといけない」と言い出します。
「上毛かるた」が存在しています。
「群馬の野望」というスマホのゲームの話が出てきます、実際にあるのでしょうか。
同じ生徒の野汁先輩が「ハーゲンダッツ」は「群馬」で生産されていると自慢げに話しています。
最後に物語の最初に「焼きまんじゅう」が登場します、この「焼きまんじゅう」は前橋市、伊勢崎市、桐生市、太田市、館林市などで売られています。私も何度も食べたお気に入りのお菓子です。
この物語は群馬愛に満ちた高校生の群馬の魅力を全国に発信する映画です、こんな映画を始めて見ました。
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