「ネタバレ」ドラマ・分身/ 長澤まさみ、東野圭吾

邦画
スポンサーリンク

2012年WOWOWにてドラマ化。「分身」は東野圭吾の小説で1993年9月集英社より刊行されている。

出演は幼少期の氏家鞠子と小林双葉役に上白石萌歌、東和大学国文科の小林双葉と札幌福祉大学英文科の氏家鞠子役に長澤まさみ、病院で医者をしている鞠子の父氏家清役に佐野史郎、鞠子の母氏家静江役に鈴木砂羽、看護婦をしている双葉の母小林志保役に手塚里美、元外務大臣伊原駿策役に伊武雅刀、ラーメン屋を経営している氏家静江の弟井川孝之役にダンカン、孝之の妻井川久美子役に藤本久美子、鞠子の友人で医学部の学生下条めぐみ役に白田あさ美、双葉の幼なじみ前田公輝役に青木健が演じている。

この物語は長澤まさみが北海道の女子大生と東京の女子大生の二役を演じています。

最初鞠子の物語から始まります、寮がある中学に入り寄宿生活を送っていて冬休みで家に帰って来た夜、母の静江はガス栓をひねり自殺します、せっかく娘が寄宿生活から帰ってきて楽しく過ごそうとしている時に何故かガス栓をひねり火をつけてしまいます。

この事件をきっかけに鞠子は母親に好かれていなかったのではないかと思い始めます。

中学に入ってから鞠子は両親のどちらにも似てないことに気づきます。

年月が経ち鞠子は札幌福祉大学に通って、児童相談所の実習をしています。

このシーンで虐待を受けた子供を保護する場面が出てきたのでこういう内容の物語かとおもったのですが、鞠子が福祉大学に通っているためこのシーンが存在するのだと分かります。

東京の大学バンドの演奏をしている若葉がテレビに映り、元総理大事の伊原と鞠子の父親の氏家清が驚きます、この段階では何故二人がこんなに驚くのか分かりません。

鞠子は父親、友人、先生と何度も「昨日テレビにでてなかったか」と聞かれます。

今回のテレビを見て、清は鞠子にオーストリア留学を勧めます。以前から留学のはなしを匂はせていたのならわかるのですが、やはり唐突過ぎで、鞠子はとまどっています。

双葉がテレビに出演しているのを見た母の小林志保は「二度とテレビに出ないで」と言います、娘がバンドで売れるきっかけになり、嬉しいはずなのに、理由が他に有ることが分かってきます。

鞠子が中学高校時代の友人の下條めぐみと父親清の事を調べる事になります。

清は体外受精を研究していたことがわかります。清の所属していた「合同ハイキング同好会」の事を調べていきます。

清が好きだった阿部晶子に辿り着きます。

下條めぐみの大学でもテレビに出ていた双葉に間違われます。ここでようやく鞠子が双葉の顔をテレビで見る事になります。

双葉の母志保が自転車に乗っている時、車にひき逃げで死んでしまう。

双葉は片親で育ったことで、父親が誰かを母の志保や叔父に聞いたりします。やはり子供に母親しかいないのは不自然ですし、本人も父親が誰かを知りたいと思うのはあたりまえです。

父親の清にかかってきた電話で清の仲間が志保をひき逃げをした事がわかります。

鞠子が下條めぐみと双葉の家を訪ねた時双葉の幼なじみの前田と会うが、この時も、うりふたつで前田は双葉そのものとビックリしている。

この物語は「体外受精」と「代理母」がテーマの物語です、実の父と母からでないとどうしても似てないということが本人にとって大人になるにつれ関心が出てきます。

日本でも体外受精で子供を授かった女性が存在していますが、実の父親母親でないことが子供に将来分かる事を考えるべきではないでしょうか。

やはり、体外受精で授かった子供と知るのは酷ではないでしょうか。 鞠子と双葉は阿部晶子のクローンであったことがわかります。この物語はとても考えさせられる物語だと思います。

コメント

ツインズブログをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました