2017年10月21日に公開された作品である。
この作品は麻生周一の漫画の実写化である。「少年ジャンプNEXT」に2010年8月16日、「週刊少年ジャンプ」に2011年5月9日から11月21日まで掲載。
出演はPK学園高校の斉木楠雄役に山崎賢人、PK学園高校のマドンナ照橋心美役に橋本環奈、PK学園高校の燃堂力役に新井浩文、PK学園高校の海藤瞬役に吉沢亮、PK学園高校の灰呂杵志役に笠原秀幸、PK学園高校の窪谷須亜蓮役に賀来賢人、文化祭に登場するマジシャン役にムロツヨシ、PK学園高校の校長役に佐藤二郎、斉木楠雄の父國春役に田辺誠一、斉木楠雄の母久留美役に内田有紀が出ている。
この物語は超能力者斉木楠雄の物語で、冒頭から壁の向こうを透視したり、手を使わずに車を動かしたりします。スプーンを曲げることも簡単、トランプゲームをしても伏せられたカードも丸見え、ギャンブルをやっても簡単に勝てます。
ギャンブルで大勝すると目立つので詐欺師扱いされると考えます。
女の子が何を考えているのかもわかります。だからときめきも何も起こらない。
楠雄はテレパシー、サイコキネシス、テレポート、透視、千里眼などできるが世界一幸せだと思っていません。
楠雄は「苦労して何かを成し遂げた達成感とか恋の駆け引きとかサプライズパーティーで驚く事とか出来ない」、「怒りや悲しみもない代わりに喜びも楽しみもない」
楠雄は「平凡な人生を送ることが生きる目標」です。
スプーンを曲げてしまうのでカレーが食べづらい。
楠雄は生まれて10日であるにもかかわらず「すみません恥ずかしながら大便の処理をお願いいたします」と両親に話すシーンが笑えます。
生まれて10日で歯も生えていない状況でしゃべれるわけがありません。
そして「生後一カ月で歩きます」、普通10か月~12か月は歩けるまでかかります。
「1才で初めてのおつかい」をします。こんなことはあり得ません。
楠雄はテストで満点をとれるがわざと中の上におさえている、運動会でもわざと3~4着位にしている。
目立たないことに徹しているが髪の毛が生まれつきピンクの色で目立っています。
このPK学園高校の制服の色が緑色というのもおかしいです。普通街で歩けば目立ちます、高校生は黒か紺です。
同級生の燃堂力役の新井浩文ですが、高校生にしては老けすぎていて無理があると思います。でも役は合っています。
文化祭でマジシャン役をやるムロツヨシもこのマジシャン役には合っていないと思います。
この物語は楠生が学園のマドンナ照橋心美に対して全く興味を示さないので追っかけるというのが筋書きです。
人の心が読めるのでどうしても冷めてしまうのです。
この物語は主役の山崎賢人ファンとヒロイン役の橋本環奈ファンにはお薦めです。橋本環奈の魅力が一杯出ています。
照橋心美のファンクラブである「ここみんズ」に登場するお笑い芸人がいます。「ラバーガール」というコンビ名です、中々面白いグループですお薦めです。
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