「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」は2019年10月4日公開された作品でヒキタクニオのエッセイがもとになっていて不妊治療のテーマの作品です。
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出演はヒキタクニオ役に松重豊、妻ヒキタサチ役に北川景子、サチの父田野辺和夫役に伊藤四郎、桑島医師役に山中崇、他に濱田岳が出ている。
あらすじ
49才で作家のヒキタは若いデザイナーのサチと暮しています。ふたりは子供を作らずに結婚生活を送ってきましたが、サチは「ヒキタさんの子供の顔が見て見たい、ヒキタさんの子供に会いたい」と話した事で不妊治療が始まります。
サチが先ず病院で検査を受けて異常が無い事が分かり、サチはヒキタに「精液を持って病院に行くように」話します。
ヒキタは女性医師に「ヒキタさん、大変な事になっているよ、運動率が20%しかない、精子の8割が動いていない、妊娠可能なのは40%である、これでは妊娠は難しい」と言われます。
ヒキタはジムに通っていて、人間ドックも異常が無いので納得がいかず、次に専門の桑島医師を訪ねます。
最初、ふたりが行ったのがタイミング法でした。
今回もサチは異常なく、ヒキタの精子の運動量が20%でした。
桑島医師はふたりに人口受精を提案します。
ヒキタがとった対策
- 桃を食べる
- サウナを控える
- 禁酒
- ブリーフからトランクスに変更
- カロテンの摂取
- 妊婦さんが握ったオニギリを食べる
- お墓参りをする
そしてヒキタの精子運藤率が70%に達し、妊娠が判明しますが、赤ちゃんの心臓が動いていない事が分かります。
桑島医師は人口受精が12回である為、顕微授精を提案します。
顕微授精の費用が40万円を超えていて、ふたりはサチの父親に借りることになります。
物語の最後にようやく、妊娠が分かりハッピーエンドで終わります。
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感想
サチの父田野辺は最初、「子供が欲しかったらこんな男と別れて年相応の人と一緒になればいい」と言ったらサチは「音楽の趣味も合わないし、カラオケとかも合わないし、酔うと同じ話をするし、だけどヒキタさんが好きなの、ヒキタさんの子供が欲しいの」と言うシーンがとても素敵なシーンです。
サチの父が「イヤイヤ、好きに使いなさい」と言って預金通帳を渡すところが笑えます。
この映画は不妊で悩む夫婦を応援するとてもすてきな物語です。
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