「指輪をはめたい」は2011年11月19日に公開された作品で伊藤たかみの小説がもとになっています。
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出演は片山輝彦役に山田孝之、住友知恵役に小西真奈美、潮崎めぐみ役に真木よう子、鈴木和歌子役に池脇千鶴、エミ役に二階堂ふみ、他にマギー司郎、水森亜土が出ている。
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この物語は主人公の片山輝彦がスケートリンクで転んで、持っていた婚約指輪を誰の為に買ったのか忘れてしまい、捜すというお話です。
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あらすじ
赤富士薬品の営業マンである輝彦はある日、目覚めると病院のベットの上に横たわっていました、輝彦はスケートリンクで転倒して、自分が持っている婚約指輪を誰の為に買ったかわからなくなりました。
輝彦は日常生活に戻ると3人の女性と付き合っていた事が分かります。
1 住友智恵、会社の同僚
2 潮崎めぐみ、風俗嬢 ( メルヘン風俗モンデルセン所属、源氏名グミ )
3 鈴木和歌子、仕事は人形劇
輝彦は何故かスケートリンクで知り合ったエミという少女に相談します。エミは3人とは曜日で分けていて、「調教されていない種馬みたい」と言います。そして、「この3人ともっと話してみれば、大切な人があなたの指輪を待っているんでしょ」とアドバイスします。
3人と再度会ってみて、輝彦は「結論から言えば3人とも可愛い」とエミに話すと「30才前のオヤジが迷っていたら全部のメスに逃げられるよ」と言われます。
輝彦は同僚の結婚がきっかけになったのか、3人の部屋に行き指輪のサイズを確かめに行きます。そして、この行為によって3人の態度が変わっていきます。輝彦が結婚を意識していると勘違いしています。
そして、ある日輝彦と3人の女性がバッティングするという事態になります。輝彦は「指輪は私のですよね」と聞かれても答えられませんでした。
最後に、輝彦が指輪をわたそうとしていたのは伊藤絵美里という女性で、彼女に「つまんない」と言われて振られた事が分かります。
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感想
輝彦がもし、記憶を失わなかったら、3人との接し方ももっと上手く出来たのではないかと思えてきます。
本命の恋人に振られて気が動転して頭を打った訳ですし、もし振られていなかったら3人との接し方も変わって居た筈です。
結婚指輪を女性に見せるということは女性に結婚を意識させます、同時に3人の女性にしたから修羅場がどうしても起きてしまいました。結局エミに言われたように3人の女性に逃げられるという結果に終わります。
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